風を警戒している人は種を蒔かない。雲を見ている者は刈り入れをしない。あなたは妊婦の胎内の骨々のことと同様、風の道がどのようなものかを知らない。そのように、あなたはいっさいを行われる神のみわざを知らない。朝のうちにあなたの種を蒔け。夕方も手を放してはいけない。あなたは、あれか、これか、どこで成功するのか、知らないからだ。二つとも同じようにうまくいくかもわからない。(伝道者の書 11:4-6)
失敗や恐れにかられる状況にはまってしまっていると思う時、私たちの多くが動けなくなり、結果、何もしない、ということがあります。
何もしないとどうなるか。否定的な考えや行動をするようになります。するとどうなるでしょう。私たちは落ち込み、状況も悪化します。
神様を信頼して行動を起こす1歩は、そのような悪循環を断ち切り、状況の中に希望を取り戻すことを可能にします。
荒れ狂う波の中で助けを求めにイエス様の方へと向かうペテロ。
真っ暗な洞窟の中で、自分の隠れ場は神であり神こそが自分に日々必要な分であるということを知ることができたダビデ。やがてダビデは新しい王となることができました。
この「1歩目の行動を起こす」という法則は今日も働いている法則なのです。希望を失うことで人は生きることが難しくなります。あなたが失敗したと思っている人生のある部分において、神様に向かう1歩目の足を出すことができたら、キリストの希望をもう一度その部分に取り戻すことができるのです。