「だから、わたしのこれらのことばを聞いてそれを行う者はみな、岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができます。雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけたが、それでも倒れませんでした。岩の上に建てられていたからです。また、わたしのこれらのことばを聞いてそれを行わない者はみな、砂の上に自分の家を建てた愚かな人に比べることができます。雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけると、倒れてしまいました。しかもそれはひどい倒れ方でした。」(マタイ7:24-27)
今週の聖書個所:ヤコブ1:19-27/ルカ6:22-26
ヤコブは私たちに、神様の言葉をただ聞くだけでなく実行しなさいとはっきり言っています。神様の言葉を実践していくことで、人生を支える堅固な土台が築きあげられます。私たちは皆、そのような安定性を人生に望んでいるはずです。上記の聖書個所の中で、イエス様は、神様の言葉を実行することであなたが建てた家に襲いかかる土砂降りの雨や洪水、荒れ狂う風を止ませる事が出来るとは言っていません。そうではなく、そうする事で嵐の中を持ちこたえ、立ち続けることができると言っているのです!
にもかかわらず、教会にいる私たちの多くは、「私は神様の言葉を聞いているんだ」と思うだけで、その心地よい響きに包まれて、なにか快適になったかのような錯覚に陥ってしまっているようです。実はこれこそ「キリスト教」の泥沼であり、いわば流砂にはまってしまっているような状態なのです。
人生に堅固な土台を据えるために、神様の言葉をあなたの生活の中で毎日実行しましょう。待つ必要はありません。あなたは既にイエス様の言葉を沢山聞いているのですから。天候の事など気にする必要のない人生を想像してみてください!いいですよね!