みな互いに謙遜を身につけなさい。神は高ぶる者に敵対し、へりくだる者に恵みを与えられるからです。ですから、あなたがたは、神の力強い御手の下にへりくだりなさい。神が、ちょうど良い時に、あなたがたを高くしてくださるためです。あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。
(Iペテロ5:5~7)
こういうわけで、このように多くの証人たちが、雲のように私たちを取り巻いているのですから、私たちも、いっさいの重荷とまつわりつく罪とを捨てて、私たちの前に置かれている競争を忍耐をもって走り続けようではありませんか。(ヘブル12:1)
聖書には「あなたがたは、神の力強い御手の下にへりくだりなさい。神が、ちょうど良い時に、あなたがたを高くしてくださるためです」とあります。生まれつきの性質と戦うには、神様の権威に従ってそうするよりも、プライドをもって立ち上がりあなた自身がその責任を引き受ける方がはるかに力強いイメージがあります。
しかし、自分で自分の状況をコントロールしようとする事をやめられる強さがなければ、神様のやり方、神様のタイミングでその力強い御手の下に移ることはできません。それは私たちが自然にやりたいと思うようなことでも、力を奮い起こしてやってみようと思うような事でもないのです。
ヘブル書の著者がまとわりつく重荷を文字通り「かなぐり捨てろ」と言ったのは当然です。そのような重荷は、ちょうど宇宙から来た金属製の害虫の群があなたの肩にうようよとたかっているようなものだからです。何かに対する心配や不安は、多くの場合肩にまとわりつくエイリアンのような形をとるものです。それらを素早く、力強くあなたの肩から払いのけて(いつまでもそこにくっつけておくべきではありません)神様の召しに従って進みましょう!